小さな世界

かわいいものが大好き。メインは好きなおもちゃの紹介で、日常の雑記や愛犬のこと等も。昔のブログから手動で引っ越し作業中の為、過去に書いた記事も多いです。

目の異常

 

このブログは趣味オンリーブログにするつもりでしたが

ブログをわけるのも面倒なので

備忘録も兼ねてこのブログで綴っていく事にしました。

 

はっきりといつからだったかは覚えていないのですが

数年前から目が急激に見えにくくなったのは

感じていて(PCも見づらいし本も読みづらい)

年齢も年齢だし老眼のせいだろうと思っていました。

 

私は子供の頃から本が好きだったせいもあるのか

小学生の頃から近視と乱視がひどくて

大人になってからは眼鏡とコンタクトを

併用していたんですが

15年前にやっていたペットブログで

仲の良かったブログ友達に

レーシック手術というのがあって

どうやら視力回復するらしいよと

教えてもらったのがきっかけで

当時まだレーシックが世間に認知されはじめた頃に

レーシック手術を受けました。

 

当時の勤め先から徒歩でいける場所に

レーシックで有名な眼科があったので

事前検査も手術も術後検査も仕事帰りに行けるので

都合がよかったんです。

レーシックが流行りだした頃だったので

病院は近視患者でものすごい人で

流れ作業のような感じの診察でした。

 

費用の面でも当時は加入している医療保険から

手術給付金が降りて

レーシック割引クーポンもあったので

実質タダどころか給付金が出るので

プラスになったのも手術受ける気になった

ポイントでした。

 

でもですね、

個人差はあると思うんですが後々になってから

個人的にはレーシックやらない方がよかったかなと

思う事が多々ありました。

 

レーシックで視力は回復したんですよ。

裸眼でもはっきりと見える世界に感動し

眼鏡やコンタクトがいらない生活が

こんなに楽だったとはと当時は喜んでいましたが

なんか私は数年後くらいから目が疲れやすくなりました。

ドライアイが加速したと思います。

 

でも同じくレーシック受けた友達は

術後も特に異常は感じないと言っていたので

おそらく個人差だと思います。

 

10年以上たった今は術後当時の視力からは

だいぶ落ちてる上に

老眼も加速しているので遠くもそんなに見えなければ

近くがとにかく見えづらい。

 

でもって数年前から

左右の視力差が激しいのも感じていて

今は100均の老眼鏡使っているんですが

老眼鏡を使っていないよりは見えるけど

既製品なので自分の目の度数に合っていないから

とにかくなんにしても疲れます。

 

そんな見えにくいなぁと感じる生活を

老眼のせいだと思って過ごしてきたんですが

事は先日の土曜の夜の事。

 

部屋の電気を消して横になってTVを見ていた時に

まばたきをしたら左目の縁にフラッシュのような

光を感じたんです。

 

さすがにギョッとして

なんだ今のは気のせいかな?と思いましたが

またまばたきしたらやっぱり目の縁に光を感じて。

暗闇でまばたきをすると目の縁に

バチバチ光が見えるんです。

 

まあ、寝たら治るかなと楽観した翌日。

日曜の朝起きると左目に邪魔に感じるくらいの

大きな飛蚊症が。

飛蚊症って視界に糸くずみたいなのが見える症状で

主に中年以降によくあらわれる症状です。

 

色々ググってみたら

光は光視症という症状で

光視症と飛蚊症が同時に現れたら

網膜剥離や網膜裂孔の疑いがあると出てきたので

びっくりして月曜日に眼科に行きました。

 

眼科に行くのはレーシック手術以来だったので

もう10年以上は眼科検査していませんでした。

 

診察前に色んな眼科の検査をして

待合室で待っていてくださいと言われたので

待っていると

検査の人が神妙な面持ちでやってきて

「視野検査もしたいんですがいいですか?」と。

眼圧の数値が高かったので

緑内障の検査もしておきたいと。

 

視野検査はレーシックの時もやった記憶があるけど

時間が長いので疲れますよね…。

視野検査のあとで瞳孔を開く点眼をしてもらい

瞳孔が開いてから眼底検査です。

 

病院は混んでいたので受け付けしてから診察が

始まるまで2時間くらい待ちました。

 

診察室に入って眼底検査してもらった結果、

飛蚊症の浮遊物が見えましたと先生がにっこり。

でもこれは年齢的に仕方ないもので

付き合っていくしかないんですとのことでした。

光視症についても

眼底検査で網膜には穴や剥離は見られないので

放置でも大丈夫と言われてホッと一安心。

 

でもそのあと先生に

「でもですね、○○さん緑内障になっています」と

言われました。

モニターを見せてもらって説明受けたんですが

右目の方が進行が進んでいて

先生曰く、おそらく右目は3~4年前くらいに

緑内障発症して現在進行中ですと。

左目も中心より下方の部分、

ここ色が濃くなっている部分あるでしょう?

左目はこの部分が緑内障になっていて

この部分の視神経は死んでいるんですよ

人間は両目で物を見るので

どちらかに欠損している視野の部分があっても

もう片方の目で見えない部分をカバーするので

気づかないんですが

実際には両目のこの部分はもう見えていないんですよと。

 

ガーン。

 

緑内障、

今まで聞いたことはあるしうっすらとはわかるけど

最終的には失明する不治の病ですよね。

 

「○○さん、まだ若い(50代)ので

うーん…そうですね、このままだと

70歳くらいには失明になります」だって。

 

緑内障はゆっくりと進行する病気なので

自覚症状が現れにくく気づかない事が多い。

 

緩やかに本人も自覚がないうちに進行するので

平均的に発症してから20年くらいで失明だそう。

現代の医学では緑内障の治療法はない

(壊死した視神経は元には戻らない)ので

緑内障の治療というのは

少しでも失明する進行を遅らせるのが目標の

治療になるそうです。

 

思い返してみれば

数年前から右目の視力が落ちているのは感じていたので

たぶんそれが緑内障の症状だったんだなと思います。

右目の視力が急激に落ちたので

左右の視力差が激しくて気持ち悪いんですよね。

 

今更ですが右目の視力が落ちたと感じた時に

受診しておけばよかったとめっちゃ後悔してます。

 

とりあえず緑内障と判明したので

すぐにでも治療開始しないといけない。

治療が順調にいき

眼圧を生涯上手くコントロールできれば

天寿を全うするまでに失明に至ることは

少ないそうなので頑張ります。

糖尿病と同じで

治療は死ぬまで続けないといけないけど

光を失いたくないから仕方ない。

 

大好きな物を眺めるのが趣味の自分は

失明するくらいなら死んだほうがマシだと

昔から思っていたので絶対失明は避けたい。

目が見えなくなったらレゴもできない…。

 

緑内障は不治の病なので

自覚症状がないからと放置してると失明します。

早期発見の早期治療開始が大事だそうです。

 

特に近視がひどい人が緑内障になると進行が速いそう

なので近視で目に何か異常を感じたら

早目に眼科受診することをお勧めします。

 私はレーシック前の裸眼の視力は0.03と0.06だったので

ひどい近視でした。

 

私も今回は左目の光視症がきっかけで受診して

結果的に緑内障であることがわかったので

発症から時間は数年経過していましたが

とりあえずわかってよかったと思うことにしています。

 

レーシックをやると角膜が通常より薄くなるので
緑内障の治療に使える点眼薬の幅も狭くなるんですよと
先生がちょっと申し訳なさげな顔で言っていました。

 

私が今回初診で処方された治療薬です。 

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左が眼圧治療薬で眼圧を高める房水の生産を
押さえる働きがあるそうです。
調べたらこの点眼薬の1%というのもあって
最初は1%を処方されて経過を見て
2%になるパターンが通常みたいなんですが
私はいきなり2%を処方された。
視野欠損の進行が進んでいたからなのかなぁ…。
あとドライアイで目の表面の傷がひどいらしくて
保護の点眼薬も処方されました。