先日、実家から持って帰ってきた愛蔵版ベルばら。
久々にパラパラと読み直してて「あれっ」と思った点が何回かありました。
ここ。
「泣かないでロザリー」のあとにくる
「わたしはいまこんなにもやすらかだ」のセリフが愛蔵版の方になかった。
誤植かな。
他にも愛蔵版で「あれ?」て思った箇所があったんだけど
そっちはそのままスルーして検証しなかったのですが
たぶん「あれ?」て思うってことはセリフがなんか違ったんだと思う。
40年以上も何度も読み込んでいると自然にセリフも脳に残っているから
違いがあると違和感を感じるんですね。
あと気づいたのが昭和の頃に買ったMCベルばらの劣化度の違い。
日光によるヤケは除いても劣化度が違うんですよ。
この昭和のMC8巻なんて
意識して見たら枠にうっすら黄変があるかなってわかる程度で
発行から40年以上経過していてもほぼ白いままの状態を維持してます。
愛蔵版の方はそもそもが安い紙を使用しているので
40年弱という経年に加えて更に劣化が激しい。
昭和62年はまだ消費税なんかなかった古き良き時代でしたね。
昭和のMCを並べてみても劣化の違いがわかる。
右から1巻~9巻なんですが。
ほぼ劣化してないのがこの3冊。背表紙は太陽光で焼けてますけどね。
そして当たり前なんですが今の重版分は安い厚みが薄い紙を使用しています。
昭和の頃の方がいい紙使ってるので1枚の紙の厚みも違います。
これ同じ4巻なんですが並べてみると厚さの違いがわかりますね。
左が昭和の方で右が今年買いなおした令和の分です。
余談ですが先日書いた記事で山岸涼子全集のいくつかが抜けてた話。
あれ、調べてみて思い出しました。
調べたら抜けてるのはアラベスクと妖精王だったんですが
この2つは独身時代に自分で手離してました。😅
萩尾望都全集の方も抜けてる巻が多かったんですが
こっちは売った記憶ないのでどこかへまぎれたか
借りパチ(借りたまま返すの忘れて関係が疎遠になる)されたか。
30年前のわたしが20代後半の頃に職場で仲良かった同僚に
花より男子を貸したら予想以上にめっちゃ気に入ってくれて。
20年前くらいにその子から電話があって
「私、〇〇さん(私のこと)に花より男子返したっけ!?」
て聞かれて。
「たぶん返してくれたと思う」と言ったら
相手が
「ほんまに?なんか返してなかったような気がするんやけど…」て。
で、先日実家から持ち帰った漫画に花より男子も数巻入ってたんですが
なんか巻数が足りない気もして
もしかしたらやっぱり返してもらってなかったかもしれないと思いました。
でも花より男子は途中で買うのもやめたし(ドラマ化で世間的に認知される
前に買うのやめた)もうどうでもいいんですが。
漫画・CD・DVDは結構、不特定多数の人に貸してたので
借りパチされたままこっちも忘れてるのも多いと思う。
別にもう返してくれなくてもいいやと思うのも多いし。