つまらない雑記です。
最近、むかし若い頃に買い集めていた漫画をしきりに読みたくなっています。
親が勝手に処分してない限りは実家の押し入れにあるはずなんですが
どうも勝手に処分されてそうな匂いぷんぷんです。
実家の元自室(今は親の寝室になっている)の押し入れをあけても
親の荷物ばかり入ってて「私の荷物はいずこへ!?」って感じなので。
親に聞いても「知らない覚えてない」の一点張りなので
おそらく処分した感じが濃厚です~~。
子供の頃から漫画が大好きで、小学生の頃は、なかよし・りぼんを購読。
なかよしは「キャンディ・キャンディ」が連載していた時代です。
りぼんは一条さんの「砂の城」が記憶に残っている…
ナタリーが救われない話だった。
私が小4の頃の盲腸で入院してるときに「ちゃお!」が創刊されて、
母の友達がお見舞いに来てくれた時に漫画好きな私へと
創刊号の「ちゃお!」も買ってきてくれました。
中学生になると、花とゆめやLALAの白泉社の雑誌に移行していきましたが
りぼんはずっと読んでいたけどなかよしはさすがに幼稚に感じてやめた。
ときめきトゥナイトが連載開始されてものすごく好きだったけど
途中で飽きて最終回まで読んでないという。
高校生の頃は、花とゆめ・LALA・ぶ~け・プチフラワー・別コミ・少コミ
りぼんと少女漫画雑誌はほぼ読んでいました。
さくらももこさんや、あーみんがりぼんに投稿してる時も読んでいたので
記憶に残っている。
あれだけ漫画大好きだったのに大人になると自然に読まなくなりました。
でも、昔の漫画漬けだった頃に好きだった作家さんの作品だけは読みたくて。
山岸凉子さんの作品が好きで、
昔に角川書店からASUKAの山岸凉子全集が発刊されたのも全巻買いました。
それを全巻押し入れに入れてたのに実家へ行っても押し入れの中には
見当たらなくなってたので親はバッくれてるけど処分されたんだろうと
思うとショックで…。
山岸さんには高校生の頃にLALAで連載していた「日出処の天子」でハマって、
山岸さんの怖い話や人間の狂気を扱った話が好きなんです。
同じ方いるかな~いたら話が合いそう。
天人唐草。
厳格な父親の抑圧から(だったか)主人公の女性が
結局は狂気の世界でしか自分を解き放たれなかった話。
職場の同僚のさえないチャラ男から「あんた見栄っ張りなんだよ」って
言われたけど、言われた相手がさえないチャラ男だったから気にも留めなかった。
でも結局、そのチャラ男は職場(公務員だった気が)でも大出世して
主人公が軽蔑していたケバイ同僚の女は主人公が片思いしていた
社内1のイケメンと結婚していた。
また読みかえしたい話のひとつ。
同僚のチャラ男から「見栄っ張り」と指摘されたのは、
「他人の目を気にしすぎているから完璧にできないと落ち込むんだ」って
意味だったかな。
ストロベリー・ナイト。
核による終末のお話だった。
精神病院に入院していた女が病院の外へ出て
世界の終末でやりたい放題の人間たちを見て
「私、人の目をみれなくてずっと下を向いて生きてきたけど
なんだ、結局みんな私と同じだったのね。」
みたいな感じのセリフがなんとも沁みました。
女は入院していたので外の事情を知らないので
核弾頭が発射されたことも知らない。
ようやく精神が解放されたと思ったら、
もうすぐ核で世界が終わるシーンで終わっていました。
齢を重ねる度に個人的になんか色々刺さるものがあるんですよ山岸さんの作品。
これは「雨女」のラストシーン。