整理と断捨離は収集癖がある人間なら必ずぶち当たる問題。
収納場所に全く困らないほどの、たとえばアメリカの田舎では一般的な
地下室もあって家も広く広大な庭もある家に住んでる人は別だと思いますが。
アメリカンピッカーズでそういうお家見てるとうらやまです。
自分の過去を振り返ると10代の頃から既に収集癖があって
気に入ったものは必ず予備(スペア)含めて2個買いしていました。
趣味(おもちゃ)以外でもそう。
飲食関連でも、気に入ると毎日それを食べたり飲んだり続けます。
飽きるまで延々とそれを食べる&飲み続けます。
没頭すると寝食忘れて早朝から深夜までやり続けます。
そういう時って不思議と空腹感じないんですよね。
トイレに行くのもわずらわしくなる。
診断受けたことはないけど心療内科に行けば病名つくかも。
食と同じで収集品もちょっと熱が冷めた(飽きた)なぁと感じたら
売るかあげるか捨てるかのコレクション整理、いわゆる断捨離です。
売れたら別の事への資金にもなるから一番いいのは売る事。
収集癖があるので当然ながら10代の頃から整理(断捨離)もしてきました。
当時は断捨離なんて言葉なかったと思うけど。
インターネットがない時代だったので雑誌での売買の時代です。
「売ります・買います」コーナーで、
欲しいのがあれば売主(編集部宛)に郵便で連絡して、
売主は購入希望者たちの中から売る相手を選ぶ形式でした。
オークションではなく雑誌掲載時の提示価格ですよ。
購入希望で選ばれた時は嬉しかったな~。
売った時も購入者の方に「状態が新品みたいでびっくりした」と
喜びの御礼の手紙をもらって、
更に御礼の菓子折りとか年賀状とかも家に届いたこともあって
買ってくれてこちらが感謝なのにそこまで喜んでもらえて幸せでした。
10代の頃から本もレコードも汚れないように全部カバーして
保管していたので綺麗でした。
あ、ちなみに本やレコードは2個買いしてなかったです。
こうやって数十年間も断捨離を繰り返してきても
買い物癖がやむことはないので家の中は物だらけです。
収集癖があるくせに「すっきりさせたいな~」って思うこと多いです。
矛盾してますね。だから大きな広い家に住みたいのだ。
断捨離して後悔したこともあります。
その時は「もういいや!」って気持で手放したけど
あとになって手放さなければよかったと後悔したのは前にも書いたけど
リーメントのぷちハウジング。
あれは今でも勿体なかったと後悔しきりです…。
リーメントは最近、過去の廃盤になってる食玩をものすごく再販してるけど
ぷちハウジングこそ一番、復刻してほしいです。
昨日、
こんまり(近藤麻理恵)さんの断捨離について
「そもそも論」を語っている記事を読みました。
人間はある程度の豊かさに達すると、
さらに多くの物を所有しても、
それ以上、幸福を感じることはできない、という説です。
近藤はいわば、このパラドクスを映像化してみせたのです。
でもそれなら、最初から買わなければよかったのでは?
断捨離して喜んでいるなら、
最初から買わなければよかったのでは?
と、語ってるんです。
記事を読んで「それ言うか~。笑」って思いました。
地球上の人全てがそれができればこの世界に整理で悩む人なんかいないし
物を買う時はそれなりの喜びもあるのにそれを無視してる。
最初から欲しくもないものを買う人なんかいないでしょう。
「最初から買わなきゃよかった」というのは結果論であるのに
それ言っちゃう? って思いました。
私はこんまりさんを賞賛もしてないし興味ありません。
日本だけでなく世界で成功されてるのですごい人なんだろうなとは思うけど。
理由は、こんまりさんのメソッドは自分には通用しないから。笑
ときめかないものは捨てるのメソッドは
好きなものに囲まれてる限りは断捨離は無理ですよね。
自分の場合は、少しでも趣味に対して熱が冷めたなって感じた時が
整理縮小&断捨離時期かなって思っています。
完全に断つのではなくて縮小がいいです。
完全に断つとあとで後悔が出るかもしれないから
持っているものをとことん吟味選別して縮小が一番いい。
て、これ当たり前のことですよね。