小さな世界

アラカンですがかわいいものが大好き。メインは好きなおもちゃの紹介で、日常の雑記や愛犬のこと等も。昔のブログから手動で引っ越し作業中の為、過去に書いた記事も多いです。

映画 ハッチング 孵化

 

不眠症気味の私は夜間も眠れないことが多くて

昨日も中々眠れず暇なので夜中の1時にU-NEXTで「ハッチング」という

フィンランドのホラー映画を見ました。


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舞台はフィンランドの幸福そうな家庭で

主人公ティンヤの母親は自分の幸せな生活を自慢げに動画配信している人です。

体操選手の美人な娘のティンヤも母親の自慢の種。

ある日、家の中で動画撮影中に一話の黒い鳥が入ってきて

家の中を飛びまわり家の中がぐちゃぐちゃに。

 

ティンヤが鳥を確保して「逃がそうか?」と母親に聞いたのですが、

母親はその鳥を自分に渡すように促し笑顔で殺し、

死骸をゴミ箱へ捨ててくるようティンヤにに言いました。

 

言われたとおり、庭のゴミ箱へ鳥の死骸を捨てたティンヤですが

翌日、ゴミ箱から死骸が消えていることに気づき

自宅近くの森へ入っていくとあの鳥が瀕死状態でもがいていました。

ティンヤは瀕死の鳥の頭を石で何度も殴打して殺しました。

そして、その鳥のそばにあった卵をティンヤは持ち帰り孵化させます。

 

孵化して育って行った化け物(ひな鳥)は

ティンヤ以外の人にもに見えていたし幻想ではなく現実ぽい。

 

孵化したのはひな鳥というか化け物なんですが

ティンヤは最初こそひな鳥の気味の悪い外見に怖がっていたものの

次第に愛情を注いで育てていくようになります。

が、ある日、ひな鳥は隣の家の犬を食べ殺しその首のない死体を

自慢げにティンヤのベッドへ持ってきたりと

次第にどんどん異常な行動を取るように。

 

これ、ミーガンと似てるなと思いました。

主人公ティンヤに邪魔になるものを消していくという行動が。


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ラストは予想通りの展開だったのですが面白かったです。

 

自慢しいの母親の期待に応えようとして

ティンヤの心が壊れていって生まれた幻影なのかなと思ったけど

孵化した化け物は現実に存在しているから、

「ええ…」という感じで。

 

化け物はどんどん進化していって

最終的にはクローンのようにティンヤそのものになり

痛み等も共有するようになってのあのラストなんですが。